毎日食べたい♪健康にいい食べものいろいろ

美味しいものを食べてストレスを発散したり、人とのコミュニケーションをはかったり…食べる行為にはいろいろな意味があります。中でも大きな目的は、生きていくためのエネルギー補給。好きなときに好きなものを食べるのも問題ありませんが、健康のことを考えれば身体にいいものをとるに越したことはありません。積極的にとった方がいい食材について紹介していきます。

1.トマト

トマト生でサラダに入れたり、ケチャップやジュースにしたりとさまざまな使い方ができるトマト。トマトに含まれているリコピンには強力な抗酸化作用があり、生活習慣病の原因となる活性酸素を除去してくれます。そのため、生活習慣病の予防に優れているのです。またリコピンには悪玉コレステロールを分解し、善玉コレステロールを増やす作用があります。ドロドロの血をサラサラにしてくれるので、血栓が原因で起こる動脈硬化や脳卒中、脳梗塞などのリスク軽減にもつながります。

2.ヨーグルト

ヨーグルト朝食の定番でもあるヨーグルト。コンビニにもたくさん売っているので手軽に食べられます。ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌が豊富に含まれており、これらが腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれます。免疫細胞の約7割は腸内にあるといわれているため、腸内環境を整えれば免疫力アップ間違いなしです。花粉症やインフルエンザといった症状はもちろん、がんや糖尿病、心疾患などの病気にもなりにくい身体にしてくれます。

3.納豆

納豆好き嫌いの分かれる納豆ですが、幅広い健康効果が期待できる食材の1つ。納豆にはナットウキナーゼという成分が含まれています。その名の通り、納豆にだけ含まれている特別な栄養素です。このナットウキナーゼにも血栓溶解作用があり、血液をサラサラにしてくれます。その他、ビタミンやポリフェノールの1つである大豆サポニン、ミネラルといった栄養素が豊富に含まれているので、1日1パックを目安に食べることで毎日の栄養管理もしやすくなります。

4.はちみつ

はちみつ料理の下ごしらえやドリンク、ヨーグルトに混ぜてもおいしいはちみつ。実は高い殺菌・防腐作用があり、はちみつの高濃度の糖分が細菌の働きを抑えるといわれています。また、はちみつに多く含まれるグルコン酸には、腸内のビフィズス菌を増やして腸内環境を整え、お通じを促す作用があることが分かっています。高い殺菌作用がありますが、お腹の中の善玉菌を殺してしまう心配もありません。関連の健康食品も多く、最近はロイヤルハニーが人気を集めています。マレーシア発のロイヤルハニーですが、日本でも通販サイトなどで購入することができます。

 

今回紹介したもの以外にも、健康にいい食材はたくさんあります。食生活においてはよく1日30品目といわれますが、これはとても大事なこと。出来るだけ多くの食材を取り入れられるように心がけてみてください。